鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)は久喜市鷲宮に鎮座する古社です。約1900年前、景行天皇の時代に日本武尊が創建したとも、古くは「土師の宮(はじのみや)」と称したことから出雲系の氏族の開基とも伝えられています。
神社は自ら「関東最古の大社・お酉様の本社」を名乗っています。久喜市の公式は「関東最古の神社といわれております」と伝聞の形で書いているので、「関東最古の大社を称する古社」という理解が正確でしょう。
催馬楽神楽は年6回、日が決まっています
鷲宮神社といえば、まず鷲宮催馬楽神楽(わしのみやさいばらかぐら)です。正式名称は「土師一流催馬楽神楽(はじいちりゅうさいばらかぐら)」。
昭和51年(1976年)5月4日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。久喜市の公式は「昭和51年、他の神楽とともに国の重要無形民俗文化財の第1号に指定」と記しています。
奉演されるのは年6回。見たい方はこの日を狙ってください。
- 1月1日(歳旦祭)※元日は午前0時からもあり
- 2月14日(年越祭「鷲のとしこし」)
- 4月10日(春季祭)
- 7月31日(夏越祭「鷲のなこし/輪くぐり」)
- 10月10日(秋季祭)
- 12月初酉の日(大酉祭)
時間は11時から15時ごろ、場所は本殿正面の神楽殿です。このほか4月15日には八甫地内の鷲宮神社へ出張奉演があります。かつては「神楽役」の世襲で伝えられていましたが、現在は保存会が組織され地域で伝承されています。
初詣(例年のパターン)
直近の令和8年(2026年)正月の案内は次の内容でした。令和9年の正月分は12月中旬から下旬にかけて公式サイトで発表される運用なので、そちらで最終確認してください。
新春ご祈祷
- 1月1日:8:00〜18:00(0:00〜3:00は行いません)
- 1月2日〜4日:8:00〜18:00
- 1月5日〜15日:9:30〜16:30
授与所(御守・御札・御朱印)
- 1月1日:0:00〜3:00、および8:00〜20:00
- 1月2日〜4日:8:00〜20:00
- 1月5日〜15日:9:00〜16:30
交通規制と駐車場
- 交通規制:12月31日22時〜1月1日17時(全区間)/1月2日・3日 8時〜17時(一部区間)
- 神社駐車場は12月31日17時から1月5日6時まで利用できません。鷲宮総合支所の臨時駐車場を利用する案内が出ます
- 神社周辺道路での駐車は自粛が要請されています
元日の深夜0時から3時は、祈祷は受けられませんが授与所は開いているという変則的な設定です。初詣に深夜に行くなら、この点を知っておくと計画が立てやすくなります。
らき☆すたの聖地としての現在
アニメ「らき☆すた」に登場したことで全国的に知られるようになった神社ですが、祭の枠組みが変わっています。
有名だった土師祭(はじさい)の「らき☆すた神輿」は2017年が最後です。2018年1月に土師祭輿会の会長が逝去され、当年度の土師祭が中止となり、以後は土師祭での開催はありません。
その後、2018年7月22日の八坂祭で神輿渡御が実施され、以降は夏の「八坂祭」へ移行しています。2023年7月にも令和5年度の八坂祭で神輿渡御が行われ、7月下旬から9月末まで久喜市役所鷲宮支所で神輿が展示されました。
埼玉県物産観光協会も「近年は、アニメの聖地として日本全国はもとより海外からも多くのファンが参拝に訪れています」と記し、久喜市公式も「『アニメの聖地』ともされております」と現在形で書いています。ファンの参拝そのものは続いていると見てよいでしょう。
大鳥居は2021年に建て替わりました
知らずに行くと驚くかもしれません。大鳥居は2018年8月に老朽化で突然倒壊し、2021年12月3日に再建・竣工しました。
新しい鳥居は鉄製で、高さ約8m、柱間約6m、笠木部の幅約11m、重量10トン。従来よりひと回り大きくなっています。あわせて令和5年(2023年)には拝殿の銅板屋根の葺き替え工事も完了しました。
御朱印は種類が豊富
御朱印は充実しています(2026年10月時点の公式情報)。
- 通常御朱印:500円(書き入れ可)
- 見開きタイプ:各1,000円。天馬御朱印、午年御朱印(令和8年1月1日より通年)、御刀印(国指定重要文化財の太刀)、鷲宮催馬楽神楽特別御朱印、魔除けの狛犬御朱印
- 月限定:500円。無くなり次第終了
注意点として、見開きタイプはすべて「御朱印紙」での渡しとなり、御朱印帳への直接手書きは行っていません。
ご祈祷は9:30から17:00まで30分刻みで計16回。予約不要で、受付は各回の15分前までです。月次祭などの祭典と重なる時間帯は受付できません。
終了したサービス
ひとつ注意点があります。人形・ぬいぐるみのお預かりは、平成28年(2016年)3月31日をもって終了しています。人形供養を目的に訪れても受けてもらえません。
同じ日に寄れる近くのスポット
- 久喜市立郷土資料館:鷲宮地域の歴史資料を所蔵
- 玉敷神社(加須市騎西):久伊豆神社の本社ともいわれる古社。神楽は同じく国指定重要無形民俗文化財
- 不動ヶ岡不動尊 總願寺(加須市):関東三大不動の一つ。節分会の鬼追い豆まき式で知られます
- 権現堂堤(幸手市):春は桜と菜の花、秋は曼珠沙華
所在地・お問い合わせ
- 所在地:埼玉県久喜市鷲宮1-6-1
- 電話:0480-58-0434(問い合わせ受付 9:00〜16:00)
- 公式サイト:http://www.washinomiyajinja.or.jp/ ※httpsには対応していません
- アクセス:東武伊勢崎線「鷲宮駅」から徒歩約7分
- 車:東北自動車道「久喜」ICより約15分。駐車場あり(約60台)
※初詣の時間・交通規制・臨時駐車場は令和8年正月の実績です。令和9年分は12月中旬以降に公式サイトでご確認ください。
鷲宮神社の情報
こちらは鷲宮神社の基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
| 名称 | 鷲宮神社 |
| 読み方 | わしのみ やじんじゃ |
| 所在地 | 埼玉県久喜市鷲宮1-6-1 |
| 電話番号 | 0480-58-0434 |
| 営業時間 | |
| 定休日 | |
| アクセス | 電車・最寄駅 東武伊勢崎線「鷲宮駅」下車 徒歩約7分 車でのアクセス 東北自動車道「久喜」ICより約15分 0480-58-0434 |
| 駐車場 | 公式 | 鷲宮神社のオフィシャル(公式)サイト |
| バリアフリー | |
| 備考 | 【重要】公式サイトはhttp のみで、httpsは証明書のホスト名不一致でアクセスできません。記事中のリンクはhttpで書く必要があります。/らき☆すた神輿は土師祭での開催が2017年が最後。2018年7月の八坂祭での神輿渡御以降は夏の八坂祭へ移行しています。旧記事は「町おこしがされています」と現在形でしたが、祭の枠組みが変わった点を明記しました。/人形・ぬいぐるみのお預かりは2016年3月31日で終了しています。/大鳥居は2018年8月に老朽化で倒壊し、2021年12月3日に再建されました(鉄製・高さ約8m・重量10トン)。/参拝者数「47万人」は2011〜2014年頃の報道値で、近年の公式公表値がありません。本文では数字を書いていません。/社務所の時間は公式内で16:00と16:30の両表記が併存しています。ご祈祷受付は最終17:00回まであります。/初詣の時間・交通規制・臨時駐車場は令和8年(2026年)正月の実績です。令和9年分は12月中旬〜下旬に公式で再確認を(例年その時期に公表される運用です)。/絵馬掛けの現状(らき☆すた絵馬の掲出状況)は確認できませんでした。 |


