武州川口七福神めぐりは、川口市内の7つの寺院を巡る霊場めぐりです。川口市観光物産協会が案内しており、2026年現在も運営されています(2026年1月11日にはバスツアーも実施されました)。

協会の公式はこう記しています。「七福神の信仰は、古来より庶民の間に浸透してまいりましたが、現在の七福神が固定したのは江戸時代後期であると伝えられています。そのころの川口は、天領として栄えた幕府の要所で、坂東観音巡礼の鈴音が野辺に聞かれたといわれています」。

7寺院と担当する神

構成は7寺で変更ありません。

寺院神所在地電話
錫杖寺(しゃくじょうじ)福禄寿川口市本町2-4-37048-222-2046
傑傳寺(けつでんじ)恵美寿川口市東本郷1506048-281-1655
密蔵院(みつぞういん)大黒天川口市安行原2008048-296-0774
西光院(さいこういん)弁財天川口市戸塚2-6-29048-295-1034
正覚寺(しょうがくじ)布袋川口市元郷3-1-14048-222-2484
吉祥院(きちじょういん)毘沙門天川口市南町2-6-8048-252-5949
正眼寺(しょうげんじ)寿老人川口市宮町5-40048-252-6448

注意点として、「錫丈寺」ではなく「錫杖寺」です。「丈」ではなく「杖」。協会公式も寺の公式サイトも「錫杖寺」としています。

色紙は1,500円・御朱印帳は販売終了

巡拝に必要なものの料金です。

  • 色紙:各寺院で1,500円にて販売頒布
  • 御朱印帳:かつては各寺院で700円で販売していましたが、現在は販売終了しています

「各寺で御朱印帳が買える」という古い情報を見かけたら、それは現状と違います。色紙で巡拝するのが現在の形です。

所要時間の目安——バスで約6時間

コースの距離については協会公式・川口市公式のいずれにも記載がありません。「約20km」という数字が流通していますが、裏付けが取れませんでした。

そこで実際の所要時間の目安として、2026年1月11日に川口市旅行観光協会が実施したバスツアーの行程をご紹介します。

  • 集合:川口駅西口リリア前 8時50分/解散:同所 15:00
  • 錫杖寺 9:10〜9:50 → 傑傳寺 10:10〜10:25 → 密蔵院 10:35〜11:05 → 西光院 11:15〜11:35 →(昼食)→ 正覚寺 13:15〜13:35 → 吉祥院 13:50〜14:30 → 正眼寺 14:35〜14:55
  • 料金:おひとり6,800円(バス代・昼食代・ボランティアガイド費用・保険代込)。最少催行人員15名

バス+昼食で約6時間。つまり徒歩で全部回ると1日仕事という規模です。協会公式も「ご家族で、あるいはお友だちとハイキング気分でゆっくり廻ってみてはいかがでしょう。また、電車やバスを利用するのも一考でしょう」と、公共交通機関の併用を勧めています。

川口市内に広く散っているので、無理に1日で回らず2回に分けるという組み立ても現実的です。錫杖寺(本町)・正覚寺(元郷)・吉祥院(南町)・正眼寺(宮町)は川口駅寄り、傑傳寺(東本郷)・密蔵院(安行原)・西光院(戸塚)は北東の安行方面にまとまっています。

錫杖寺——正月の行事が充実しています

7寺のうち錫杖寺は、川口駅から近く、正月の行事が最も多い寺です。真言宗智山派、宝珠山 地蔵院 錫杖寺。関東八十八ヵ所霊場 第76番でもあり、厄除け延命地蔵尊で知られます。

  • 元朝大護摩修行:1月1日 午前0時より・午前1時より
  • 新春特別護摩修行:1月1日〜5日 午前9時〜午後5時 毎時(4〜5日は特別護摩優先の場合あり)
  • 四国八十八ヶ所霊場お砂踏み:1月1日〜3日 午前9時〜午後4時(3日間限定)
  • 奉納ちょうちん万灯会:12月下旬〜1月上旬(約1,000灯)
  • 節分会大護摩修行:2月3日 午後3時半
  • 地蔵尊護摩修行:毎月24日 午後2時

12月下旬から1月上旬の約1,000灯の提灯は、七福神めぐりの起点として訪れる価値があります。

密蔵院の安行桜——春は桜まつり

7寺のうち、季節の見どころで特に有名なのが密蔵院の「安行桜(あんぎょうざくら/沖田桜)」です。

密蔵院の公式は「春のお彼岸に早咲きの安行桜が満開になる」「ピンクの色彩がやや濃く、花が少し小ぶりで、遠景ではやわらかいイメージ」と紹介しています。ソメイヨシノより早く、3月のお彼岸ごろに咲くのが特徴です。

密蔵院 桜まつりは2026年は3月10日(火)〜3月22日(日)の10:00〜16:00、入場無料(一部有料催しあり)。境内に駐車スペースがありますが台数には限りがあります。

なお、密蔵院の桜を「しだれ桜」と書いている情報がありますが、公式に「しだれ桜」という記述はありません。安行桜と覚えておくのが正確です。

密蔵院へのアクセスは、埼玉高速鉄道「戸塚安行駅」からバス約5分/JR川口駅から国際興業バス約25分/首都高川口線 安行ICから約5分。

同じ日に寄れる近くのスポット

  • 川口市立グリーンセンター(川口市新井宿):大温室、ミニ鉄道、トロピカルハウス
  • 安行の植木の里:密蔵院・西光院のあたりは植木の産地。花木センターも近く
  • 川口市立科学館(サイエンスワールド)・鳩ヶ谷のまちなか
  • SKIPシティ 映像ミュージアム(川口市上青木):雨の日の選択肢に
  • 三学院・和樂備神社(蕨市):川口の西隣。初詣とあわせて

お問い合わせ

  • 案内:川口市観光物産協会 https://kawakan2.jp/shichihukujin/
  • 公式パンフレット(PDF)が協会サイトからダウンロードできます
  • 錫杖寺への最寄り:JR京浜東北線「川口駅」東口から徒歩圏
  • 西光院への最寄り:JR武蔵野線「東川口駅」から徒歩約7分
  • 車:東京外環自動車道「川口西」IC、「川口中央」IC周辺

※色紙は1,500円(各寺院で販売)。各寺での朱印料や、正月の特別受付期間の有無については公表情報がありません。各寺院の拝観時間・駐車場もあわせて、巡拝前にお問い合わせをおすすめします。

武州川口七福神めぐりの情報

こちらは武州川口七福神めぐりの基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。


名称 武州川口七福神めぐり
読み方 ぶしゅうかわぐちしちふくじんめぐり
所在地 埼玉県川口市戸塚2-6-29(西光院)
電話番号 048-228-2111(川口市観光物産協会)
営業時間 -
定休日 -
アクセス

電車・最寄駅

・JR武蔵野線「東川口駅」下車 徒歩約7分(西光院まで) ※密蔵院までは戸塚支所から鳩ヶ谷行き(東高校慈林経由)バスで「安行支所」下車 徒歩約5分


車でのアクセス

東京外環自動車道「川口西」ICより約20分

048-228-2111(川口市観光物産協会)
駐車場
公式 武州川口七福神めぐりのオフィシャル(公式)サイト
バリアフリー
備考 【訂正1】寺院名が誤っていました。「錫丈寺」→正しくは「錫杖寺(しゃくじょうじ)」。協会公式・寺公式ともに「錫杖寺」です。/【訂正2】公式ページのURLが変わっています。旧 kawakan2.jp/7fukujin.html は404。現行は https://kawakan2.jp/shichihukujin/ です。/【訂正3】御朱印帳(700円)は販売終了しています(傑傳寺公式)。/霊場が2026年現在も運営されていることは、川口市観光物産協会の公式ページ生存、川口市公式からのリンク生存、2026年1月11日のバスツアー実施、錫杖寺・傑傳寺の公式サイトに現役の肩書掲載、の4点で確認しました。/旧記事の「約20km」は出典が見つかりませんでした。協会公式・市公式のいずれにも距離の記載がないため、本文では距離を書かず、2026年バスツアーの実績(8:50集合〜15:00解散)を目安として示しました。/「正月の特別受付期間」の有無は協会公式・川口市公式・各寺公式のいずれにも記載がなく、通年めぐれるのか正月限定なのか不明です。要確認。/各寺での朱印料(1体あたり)も不明。色紙1,500円のみ確認。/密蔵院の桜は「しだれ桜」ではなく「安行桜(沖田桜)」です。公式に「しだれ桜」の記述は一切ありません。/表記は協会公式が「傑伝寺」、寺の自称が「傑傳寺」。


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