道の駅果樹公園あしがくぼ(横瀬町)冬は氷柱の拠点になる国道299号の駅
この記事はプロモーションが含まれます。
埼玉県横瀬町、西武秩父線の芦ヶ久保駅のすぐ下、国道299号沿いにある「道の駅果樹公園あしがくぼ」は、ふだんは秩父へ向かう途中の休憩所です。 ところが1月と2月だけ、この道の駅の性格が変わります。「あしがくぼの氷柱」の拠点になるからです。この記事では、冬の主役である氷柱との関係から、ここで食べるもの、そして名前から誤解されやすい点までを紹介します。 氷柱は、山の斜面に沢の水を撒いて人工的に育てる氷の壁です。秩父には三十槌、尾ノ内とあわせて「秩父三大氷柱」と呼ばれる3か所がありますが、あしがくぼは駅から歩いて行けるという点で際立っています。 この道の駅の第2駐車場が、氷柱の無料駐車場になります。車で向かう方にとっては、ここが入口です。 2027年シーズンの日程はまだ発表されていません。参考として昨季の実績を挙げると、2026年は1月8日から2月23日まで開催され、月曜から水曜は9時から16時30分、木曜と金曜は9時から20時、土日祝は昼の部が9時から16時、夜の部が日没から20時という設定でした。土日祝は昼と夜が完全入替制で、間に一度出る必要があります。 料金で面白いのは、電車で来ると安くなるという点です。昨季は日中が中学生以上600円、小学生400円で、土日祝のライトアップは現地購入だと800円と500円。ところが事前予約または電車で来た場合は600円と400円のままでした。駅から徒歩10分という立地があってこその設定で、冬の路面を考えると電車のほうが気楽でもあります。 道路状況についても触れておきます。横瀬町は、国道299号の氷柱付近の路肩に凍結箇所があるとして、スタッドレスタイヤやチェーンなどの冬用装備を推奨しています。日陰とカーブが多い道です。 ここは誤解の多い点です。この道の駅では果物狩りを実施していません。公式サイトも、道の駅果樹公園あしがくぼではできません、と明記しています。 果物狩りをしているのは、近隣のあしがくぼ果樹公園村という11軒の農園の総称です。名前が似ているので、道の駅に着いてから農園を探そうとすると行き違いになります。果物狩りが目的の場合は、はじめから果樹公園村の各農園へ向かってください。 食事処は2つに分かれていて、あしがくぼ食堂と水辺のうどん・そばがあります。 看板はわらじカツ丼です。薄く広げたかつを二枚、丼にはみ出す大きさでのせた秩父の名物です。もう一つのずりあげうどんは秩父の郷土料理で、釜から直接引き上げて、つけ汁で食べる熱いうどん。冬に体を温めるならこちらが向いています。 変わり種として、横瀬ラーメンという紅茶ラーメンもあります。横瀬町は紅茶を作っている町で、その紅茶を使ったラーメンです。あしがくぼ焼きそばもあります。 直売所では、横瀬のどぶろく「花咲山」が買えます。横瀬町はどぶろく特区に認定されていて、町内で製造されたものです。酒屋では手に入らないので、立ち寄ったときにしか買えません。 電車の場合は西武秩父線の芦ヶ久保駅からすぐです。駅のホームから道の駅が見えるほどの近さで、電車で訪れやすい道の駅です。車の場合は関越自動車道の花園インターチェンジから国道140号と299号を経由します。 駐車場は第1が普通車83台と大型車5台、バイクが約30台。第2が普通車50台とバイク約30台です。冬の氷柱の期間は第2駐車場が氷柱の来訪者向けになるため、道の駅の利用だけなら第1に停めてください。 直売所は9時から17時で、季節により変動があります。食事処は店によって時間が違い、あしがくぼ食堂が平日11時から15時・土日祝11時から16時、水辺のうどん・そばが平日11時から14時・土日祝11時から15時です。 夏はぶどうや川遊び、秋は紅葉、そして冬は氷柱。あしがくぼは季節ごとに役割が変わる道の駅です。 冬にここへ来るなら、芦ヶ久保駅まで電車で来て氷柱を歩き、道の駅でずりあげうどんを食べて、どぶろくを一本買って帰る。車の運転がないので、これがいちばん贅沢な使い方かもしれません。車で向かう場合は、冬用タイヤの準備だけ忘れずにお出かけください。冬の主役はあしがくぼの氷柱
名前に果樹公園とありますが、果物狩りはできません
わらじカツ丼とずりあげうどん
アクセス・駐車場
道の駅果樹公園あしがくぼまとめ
