史跡・城跡花 静御前の墓(久喜市) 栗橋の地で亡くなった源義経の内妻、静御前の墓です。静御前は栗橋の地にあった寺に葬られましたが、墓がないのを哀れんだ幕府領を広域支配する代官である関東郡代が、1803年に墓碑を建立したと言われています。静御前の命日である9月15日には「静御前墓前祭」がささやかに行われています。...
史跡・城跡建造物 旧高橋家住宅(朝霞市) 江戸時代前期の木造平屋建て・茅葺の農家建築で、主屋を中心に、納屋・倉・木小屋・井戸小屋・祠などの付属屋が主屋の周りに位置しています。尚、雑木林や畑など周囲の環境も、建造物とともに武蔵野の農家景観を伝えているところから、敷地についても重要文化財に指定されています。...
史跡・城跡花 塙保己一記念館(本庄市) 昭和42年に城山公園(雉岡城址)内において開館しました。江戸時代中期の国学者「塙保己一」の記念館で、館内には「群書類従」とその原木をはじめ、古文書など約200点を展示しており、そのほかにも生涯大切に持っていたとされる母手縫いの巾着など塙保己一の遺品等も多く展示されています。...
史跡・城跡景色を楽しむ 見沼通船堀(さいたま市) 1731年に開通した閘門式運河で、この開通によって江戸との産業交流はおおいに発展しました。 また、見沼通船堀沿いは公園化されており、散策道や趣のある竹林などが整備されています。閘門開閉実演は毎年8月下旬に行われています。また、幕府から通船の差配役を任されていた鈴木家の住宅が残っています。...
史跡・城跡 三富開拓地割遺跡(所沢市) 元禄7年に開拓事業が始まり、原野のなかに上富村、中富村、下富村が生まれました。三富開拓地割遺跡では、当時収穫した穀物の保存に使われていた「穀倉」など、今も当時の開拓の志に触れることができます。...
博物館・科学館史跡・城跡景色を楽しむ 難波田城公園(富士見市) 難波田城は中世に富士見市内を本拠として活躍した難波田氏の居城跡で、埼玉県旧跡に指定されています。園内には、難波田城資料館や城跡を復元した「城跡ゾーン」、市内の古民家を移築した「古民家ゾーン」があり、富士見市の歴史や文化を学習できます。...
史跡・城跡碑・像 芥川龍之介自撰自筆の碑(蓮田市) 根金の稲荷神社には、全国で唯一の芥川龍之介による自撰自筆の碑文が刻まれた大きな石碑が残されています。この碑文は、龍之介と親交のあった蓮田市出身の関口平太郎氏の善行をたたえたものです。全国で数少ない龍之介の碑文の中で、最も古いものとされています。...
史跡・城跡 菅谷館跡(嵐山町) 都幾川を南に臨む「菅谷館跡」は、畠山重忠が鎌倉時代の初めに館を構えた場所と伝えられ、現在は「菅谷館跡」の中に、嵐山史跡の博物館が設立されています。またこの周辺は山百合が自生していることで知られ、例年7月ごろに見ごろを迎えます。その他、梅や桜なども植樹されています。...
史跡・城跡 騎西城(加須市) 築城時期は定かではありませんが、1400年代の記録に「騎西城」の名前が記されています。現在は天守閣の形の資料館が建てられており、かつての騎西城の面影は土塁跡がわずかに残っている程度です。騎西城内には、発掘調査の出土品等が展示されています。...
博物館・科学館史跡・城跡建造物 小野家住宅(所沢市) 市内の北半分は、江戸時代の中ごろになってから人が住むようになった場所です。このころ新田開発といって、草や木がしげる原野を畑に変えることがつぎつぎに行われました。「小野家住宅」は18世紀初頭に建造された入母屋茅葺の民家で、当時の武蔵野の開拓農家の面影を伝えており、国の重要文化財にも指定されています。...
博物館・科学館史跡・城跡建造物 柳瀬荘(黄林閣)(所沢市) 荘内の黄林閣は、昭和5年、電力会社の創設に尽力した松永安左エ門が現在の東久留米市から移築したものです。武蔵野民家の遺例として国の重要文化財に指定されています。ほかに、斜月亭(書院)、久木庵(茶室)などがあります。...
史跡・城跡 小倉城跡(ときがわ町) 約400〜500年前の戦国時代の山城で、城主は遠山氏とも上田氏とも伝えられています。石垣と巧みな縄張りが良好に保存されていることが特徴で、特に大規模に普請された石垣は、関東地方では珍しいものです。石材は、地元の下里石(緑泥石片岩など)で、板碑を制作していた石工との関わりも予想されます。...
史跡・城跡郷土芸能 鉢形城跡(寄居町) 市街地と荒川を隔てた断崖上に位置し、今は石碑があるのみです。文明5年(1473)長尾景春が築城、後に小田原北条氏の領有となりました。天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原攻めの際に落城しました。この石碑は田山花袋が鉢形城址で読んだ詩を武者小路実篤が書いたものです。...
史跡・城跡碑・像神社・寺院 建福寺(田舎教師墓碑)(羽生市) 田山花袋の名作『田舎教師』の主人公のモデルになった小林秀三のお墓があります。秀三は旧本堂に約1年間下宿していました。また、本堂の中には秀三の肖像写真などがあります。作品中では、成願寺という名前で登場しています。...
史跡・城跡 川越城本丸御殿(川越市) 川越城は扇谷上杉持朝が古河公方足利成氏に対抗するため、長禄元年(1457)に家臣の太田道真・道灌父子に命じて築城したものです。江戸時代には江戸の北の守りとして重要視され、代々幕府の重臣が城主となっていました。現存する建物は嘉永元年(1848)に建てられたものです。2年半に渡って行われていた改修工事が終了し、一般公開され...
史跡・城跡 黒岩横穴墓群(吉見町) 古墳時代末期に作られた横穴墓で、百穴谷、首切り谷、地獄谷、茶臼谷、神代谷の五ヵ所に分布しています。現在もなお、横穴墓の大半は未発掘であり、その総数は五百基以上にのぼると推定されています。これまでの発掘調査で、五基の登り窯が発見されており、埼玉県内でも有数の埴輪生産の窯跡群であったことがわかっています。...
史跡・城跡 小手指ヶ原古戦場(所沢市) かつて新田義貞の鎌倉攻めが展開されたという古戦場の跡で、今から650年以上前、たびたび合戦が繰り広げられました。中でも新田義貞による鎌倉攻めの戦いは、印象的であったことを地名や伝承地などからうかがうことができます。...
博物館・科学館史跡・城跡景色を楽しむ 水子貝塚公園(富士見市) 水子貝塚は、縄文時代、海の幸を求めた人々の生活の痕跡として、1937年の発見以来、数回発掘調査が行われ、国史跡に指定されました。広い園内には、当時の生活を復元したムラや、クヌギやオニグルミの森があり、様々な体験学習の他、憩いの場としても利用されています。...
史跡・城跡奇岩・奇勝・洞窟景色を楽しむ 橋立鍾乳洞(秩父市) 秩父札所28番「橋立堂」の背後に巨大な石灰岩の岩壁に口が開いている洞内約200mに及ぶ橋立鍾乳洞があります。2つの支道に分かれ、至る所に鍾乳石、石柱、石筍などが見られます。また、縄文時代の住居跡である「岩かげ遺跡」があり県指定天然記念物に指定されています。...
史跡・城跡碑・像 栗橋関跡(久喜市) 江戸時代、利根川には橋がなく奥州街道を往来する旅人は、利根川を渡し舟で渡らなければならなりませんでした。利根川を渡る者を取り締まったのが、この栗橋の関所です。「入り鉄砲と出女」と言われ、特に女性の取り調べは厳重で、重要な関所の一つでした。今現在では、石碑が建てられています。...