史跡・城跡碑・像 栗橋関跡(久喜市) 江戸時代、利根川には橋がなく奥州街道を往来する旅人は、利根川を渡し舟で渡らなければならなりませんでした。利根川を渡る者を取り締まったのが、この栗橋の関所です。「入り鉄砲と出女」と言われ、特に女性の取り調べは厳重で、重要な関所の一つでした。今現在では、石碑が建てられています。...
碑・像 街道の道しるべ(幸手市) 徳川家の将軍が、初代将軍家康が祀られている日光山へ詣でるための道が御成道といいます。この日光社参は、2代将軍秀忠に始まって、12代将家慶まで19回にわたって行われました。幸手宿の南で日光道中と御成道が合流しましたので、幸手は古くから宿場町として栄えていました。当時の旅の案内『道しるべ』は今でも残されています。...
史跡・城跡碑・像神社・寺院 建福寺(田舎教師墓碑)(羽生市) 田山花袋の名作『田舎教師』の主人公のモデルになった小林秀三のお墓があります。秀三は旧本堂に約1年間下宿していました。また、本堂の中には秀三の肖像写真などがあります。作品中では、成願寺という名前で登場しています。...
碑・像 銀杏地蔵(幸手市) 市の東北部に位置する西関宿は江戸との水運で栄えました。臨川庵(りんせんあん)の境内には珍しいお地蔵様があります。このお地蔵さまは、樹齢500年といわれる大銀杏の胎内に刻まれ、今もなお、樹と共に成長し続けていて、今も参拝者が絶えません。銀杏地蔵は子育て地蔵として、子宝に恵まれない人などの信仰を集めています。...
碑・像 篠津観音堂笠地蔵(白岡町) 白岡町には計88基の地蔵尊が確認されており、一番古いものは1656年の作と伝えられています。「篠津観音堂笠地蔵」は、篠津の観音堂入り口に2体向き合って建立されている笠地蔵で、地蔵尊の石仏に笠がついているのは町内でもここだけです。江戸時代に建立され、町の指定文化財になっています。...
碑・像 田山花袋歌碑(蕨市) 「田舎教師」の著者・田山花袋作「東京の近郊」の中で、《「山は皆夜になりゆく大空に富士がねのみぞ暮れのこりける」これは私がある初冬の薄暮に、東北から来て、暮色の中に黒く残った富士を望んで、そして詠んだ歌であった。丁度汽車が蕨駅を通ってゐる頃であった。》と記しています。それを記念して、蕨中央公園に歌碑が建っています。...
碑・像 ハッピーハンド(幸手市) 幸手市は「幸せの手」と表記することから、「幸せの手(ハッピーハンド)」を街づくりのキーワードとしています。社団法人幸手青年会議所では、毎年その年に日本一幸せだった人を市民投票で選び、その方に手形をモニュメントにして市役所に展示する、ハッピーハンド事業を実施しており、それを記念する広場となっています。...
史跡・城跡碑・像 将門の首塚(幸手市) 浄誓寺には高さ3m程の塚があり、頂に風化した五輪塔が立っています。ここに天慶の乱(940)に敗れた将門の首が埋められているといわれています。また付近には、将門の血が赤く木を染めたことからつけられたという赤木(あかぎ)という地名も残っています。...
史跡・城跡碑・像神社・寺院花 東光寺(北本市) 川越東明寺の末寺で、「新編武蔵風土記稿」には阿弥陀堂と記されています。伝説では源範頼の開基(一説には石戸左衛門尉)と伝えられ、全国で4番目に古い貞永2年(1233年)銘の阿弥陀三尊種子板石塔婆などの中世石造物が多くあります。また、境内とその周辺は、鎌倉期の館跡(堀之内館)と考えられています。...
史跡・城跡碑・像 田舎教師像(羽生市) 弥勒高等小学校跡地にある田山花袋の小説「田舎教師」の主人公・小林秀三の等身大ブロンズ像です。羽織袴に鳥打帽子をかぶり、風呂敷の包みを持ち正面を見すえ立っています。秀三は中学校卒業後、三田ヶ谷村の弥勒高等小学校の准教員として教鞭をとりました。...
史跡・城跡碑・像 蒲生の一里塚(越谷市) 一里塚は江戸日光街道沿いに一里ごとに設置された塚で、塚の植えに榎、松、杉等が植えられ、道程の目標や人馬賃銭の目安となり、また旅人の休憩の場などに用いられました。 現在は高さ2m、東西幅5.7m、南北7.8mの東側一基だけが残っています。県内日光街道筋に現存する唯一の一里塚です。...
景色を楽しむ碑・像 日本一の道標といちょう通り(入間市) 沿道は走るごとに工場、茶畑、住宅地と風景が変化していきます。通り沿いの銀杏も四季それぞれに表情を変え、特に秋の紅葉は絶景。道標は、「狭山茶場碑入道」と示され、高さが日本一の道標(4.1メートル)としてギネスブックに記載されています。...
碑・像 若山牧水の碑(所沢市) 明治37年(1904)早稲田大学に入学した牧水は、祖父の生まれ故郷神米金を訪ねました。昭和53年、牧水の没後50年を記念し、地元の有志たちが牧水の筆跡を刻んだ歌碑を建立し、牧水自身の筆跡で「のむ湯にも焚火の煙匂いたる 山家の冬のふげなりけり」と刻まれています。...
史跡・城跡碑・像 台の高札場跡(日高市) 江戸時代に幕府が定めた法度や覚書などを書き記した板札を村の中心や主要な街道が交錯する交差点といった人通りが多く、目に触れやすい場所に掲示していました。板札は人々を見下ろすように高く掲げられ、この掲示施設を高札場と言います。台の高札はかつての高札場を復元したもので、高札には切支丹禁制に関する内容が記されています。...
碑・像 道標「これより石と舟のみち」(北本市) 近世、荒川におかれていた石戸河岸、高尾河岸の銘を刻む道標で、享保12年(1727年)に鴻巣市馬室から北本市石戸宿に通じる鎌倉街道と伝えられる道沿いに建立されたものです。この道標は、その河岸の存在を示す貴重な資料です。現在は、レプリカが置かれています。実物は、北本市教育委員会で保管しています。...
史跡・城跡碑・像 北向き地蔵(北本市) 願い事を叶えてくれる地蔵として有名で、仏像には珍しく北面しているためこの名があります。「泥の団子」を供えて願いごとをし、願いが叶ったら「米の団子」を供えるという信仰があります。享保14年(1729年)、「万人講中」により建立されました。道標も兼ねています。...