
北越谷駅の西側、元荒川の土手沿いに続く桜並木です。約300本のソメイヨシノが約2kmにわたって並び、越谷市を代表する桜の名所になっています。
市民が植えた桜
この並木には由来があります。1956年(昭和31年)、宮本町の有志が桜の苗木1,200本を寄贈し、元荒川の両岸に植えたのが始まりです。その後、昭和50年代の遊歩道整備で右岸側はすべて伐採され、現在は左岸側が残っています。
見頃は3月下旬から4月上旬。越谷市公式は区間を「北越谷第5公園から東武スカイツリーライン高架橋まで約2km」としています。
老木化が進んでいます
植樹から70年が経ち、並木は高齢化しています。2018年ごろから老朽化の問題が表面化し、2019年には神明橋の補強工事に伴って数本が伐採されて並木が分断されました。2021年からは本格的な伐採が始まり、倒木の危険がある老木が順次切られています。
現在の本数が約300本なのは、この経緯によるものです。1956年の1,200本という数字をそのまま書くと実態と合いません。
「桜まつり」は2つあります
ここが最も誤解されやすい点なので、はっきり分けて書きます。
(1)従来の元荒川桜堤の「桜まつり」は廃止されました
越谷市観光協会は2023年3月に、今後は従来型の「桜まつり」を開催しないことを正式に決定しました。理由は桜の老朽化による安全面、ごみ問題、違法駐車など近隣への配慮です。越谷市・越谷市商工会・越谷市観光協会・地元住民が主催していた、あのまつりはもう行われません。
(2)「北越谷さくらまつり」は続いています
一方、北越谷駅西口目の前の「さくら広場」(越谷市北越谷2-42-18)で開かれる「北越谷さくらまつり」は継続しています。2026年3月28日(土)・29日(日)に第11回が開催されました(10:00〜18:00)。主催は北越谷商店会で、市内約30団体によるダンスや歌のステージ、商店会の飲食店13店舗の出店があります。入場・観覧は無料です。
つまり「桜まつりは中止された」と書くのも、「桜まつりが開催される」と書くのも、どちらも一面しか捉えていません。土手のまつりは廃止、駅前のまつりは継続というのが正確な現状です。
駐車場はありません
越谷市が明記している重要な点です。桜並木に駐車場はありません。違法駐車が従来のまつり廃止の理由のひとつにもなっているので、車での来訪は避けてください。
アクセスは東武スカイツリーライン・東京メトロ日比谷線「北越谷駅」西口から徒歩約10分です。
同じ日に回れる場所
さくら広場(北越谷駅西口)、越谷梅林公園、越ヶ谷久伊豆神社、出羽公園が市内にあります。少し離れますが越谷レイクタウン(大相模調節池)も越谷市です。
秋に越谷を訪ねるなら、越谷アリタキ植物園(入園料100円、約300種900本の樹木園)と隣接する久伊豆神社がおすすめです。
所在地:埼玉県越谷市(元荒川左岸、北越谷第5公園〜東武スカイツリーライン高架橋)。
北越谷桜堤・元荒川土手沿い桜並木の情報
こちらは北越谷桜堤・元荒川土手沿い桜並木の基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
| 名称 | 北越谷桜堤・元荒川土手沿い桜並木 |
| 読み方 | きたこしがやさくらつつみ・もとあらかわどてぞいさくらなみき |
| 所在地 | 北越谷第五公園(越谷市北越谷5-482)から大沢橋(越谷市大沢1-1)あたり |
| 電話番号 | 048-963-9225 |
| 営業時間 | ー ー |
| 定休日 | ー |
| アクセス | 電車・最寄駅 東武伊勢崎線(スカイツリーライン)北越谷駅徒歩10分 車でのアクセス 北越谷第五公園を目指していきますが、桜の花見用の駐車場が整備されているわけではありません。 048-963-9225 |
| 駐車場 | 北越谷第五公園を目指していきますが、桜の花見用の駐車場が整備されているわけではありません。 | 公式 | 北越谷桜堤・元荒川土手沿い桜並木のオフィシャル(公式)サイト |
| バリアフリー | |
| 備考 | 【重要】従来の元荒川桜堤の「桜まつり」は2023年3月に恒久廃止が決定しましたが、さくら広場での「北越谷さくらまつり」は継続しており2026年3月に第11回が開催されています。どちらか一方だけを書くと誤りになるため、必ず書き分けてください。桜は1956年の植樹本数1,200本ではなく現在は約300本です。 |


