下久保ダム(しもくぼダム)は、利根川水系神流川に築かれたダムです。堰き止めてできた湖が神流湖(かんなこ)で、ダム湖百選に選ばれています。関東最大級の人造湖です。

コンクリートダムとして日本一の長さ

このダムの数字は覚えておく価値があります。

  • 型式:直線重力式コンクリートダム(主ダムと補助ダムがL字型に組み合わさった構造)
  • 堤高:129.0m
  • 堤頂長:605m。コンクリートダムとして日本一の長さです
  • 総貯水容量:1億3,000万立方メートル/湛水面積 3.27平方キロメートル
  • 完成:昭和44年(1969年)
  • 管理:独立行政法人 水資源機構 下久保ダム管理所

L字型という珍しい形は、地形に合わせて主ダムと補助ダムを直角に配置したためです。堤体の上に立つと、その長さが実感できます。

県境にまたがるダム

ここは押さえておきたい点です。ダムの堤体は群馬県藤岡市と埼玉県児玉郡神川町にまたがっています。ダムカードを配る管理所の住所は埼玉県神川町ですが、下流の三波石峡や道の駅上州おにしは群馬県側です。

湖畔道路も県をまたぎます。左岸が群馬県側の国道462号、右岸が埼玉県道・群馬県道331号。この2本を使えば湖を一周するドライブができます。紅葉の時期は、この周回が主な楽しみ方になります。

紅葉の見頃

神流湖の紅葉について、公的機関からの見頃の発表はありません。神川町観光協会は「秋には、紅葉が映し出される美しい湖です」と紹介しています。

同じエリアにある城峯公園の紅葉が11月上旬から下旬に見頃を迎えるので、神流湖もおおむね同じ時期と考えられます。城峯公園は標高約500mの神山中腹にあり、眼下に神流湖を見下ろせる展望地です。湖の紅葉を上から眺めるならここが最適です。冬桜も同時期に咲きます。

紅葉のライトアップやイベントは行われていません。

ダムカードと見学

ダムカードは下久保ダム管理所(埼玉県児玉郡神川町大字矢納1356-3)で配布されています。8:30〜17:00、土日祝を含めて受け取れます。

ダム内部の見学は10名以上の団体のみで、個人での申込はできません。受付は見学希望日の3か月前から3日前まで、月〜金の9:30〜16:00(12〜13時を除く)。土日祝、夏季休暇(8/13〜16)、年末年始(12/29〜1/3)は受付を行っていません。通常コースはエレベーターを使用します(申込 0274-52-2746)。

アクセスと設備

  • 車:関越自動車道「本庄児玉IC」から約22km・約40分/上信越道「藤岡IC」から約40分
  • 電車+バス:JR高崎線「本庄駅」からバスで約70分

神川町観光協会によると駐車場とトイレがあります。台数は公表されていません。

同じ日に回れる場所

  • 城峯公園:冬桜と紅葉が同時に見られる公園。無料駐車場あり。11月中旬が両方の見頃です
  • 三波石峡(群馬県藤岡市):国の名勝・天然記念物。緑色片岩の奇岩が並ぶ渓谷で、ダムの直下流にあります。資料館は入館無料
  • 道の駅 上州おにし(群馬県):9:00〜17:00、火曜定休
  • お蝶ヶ穴、金比羅橋

神流湖を一周して城峯公園に上がり、三波石峡と道の駅に寄る、というのがこのエリアの定番ルートです。

所在地:埼玉県児玉郡神川町矢納。見学無料。お問い合わせ:水資源機構 下久保ダム管理所。

神流湖・下久保ダムの情報

こちらは神流湖・下久保ダムの基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。


名称 神流湖・下久保ダム
読み方 かんなこ・しもくぼだむ
所在地 埼玉県神川町矢納地区
電話番号 0274-52-3271(神泉総合支所)
営業時間
定休日
アクセス

電車・最寄駅

高崎線「本庄駅」下車 神泉総合支所行きバス神泉総合支所にて乗り換え、神川町営バス「下久保」下車


車でのアクセス

関越自動車道「本庄児玉」ICより約40分

0274-52-3271(神泉総合支所)
駐車場
公式 神流湖・下久保ダムのオフィシャル(公式)サイト
バリアフリー
備考 紅葉の見頃は公的データがないため断定していません(同エリアの城峯公園は11月上旬〜下旬)。ダム内部見学は10名以上の団体のみで個人申込不可。ダムカードは土日祝も配布。堤体は群馬県藤岡市と埼玉県神川町にまたがる県境ダムです。


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