加須利根川河川敷緑地公園の菜の花・コスモス公園【工事中】（加須市）

約３ヘクタールの敷地内に、春には菜の花、秋にはコスモスが一面に花を咲かせる緑地公園でした。毎年５月３日に開催されている「市民平和祭」ではジャンボ鯉のぼりが掲げられ、菜の花畑の上を泳ぎます。ジャンボ鯉のぼりをあげる市民平和祭は例年続けられています。

ジャンボ鯉のぼり・加須市民平和祭（加須市）

2023.10.16

毎年５月３日に埼玉県加須市の利根川河川敷緑地公園内で開催されているお祭りを市民平和祭と言います。全長１００ｍに及ぶジャンボこいのぼりの遊泳やステージショーなど多彩な催し物で賑わう、...

「加須サイクリングセンター」「利根川児童館」は移転

利根川沿いの再開発に伴い、かつての「加須サイクリングセンター」は2012年頃にその幕を閉じ、「利根川児童館」も2012年12月に新しい場所へと移されました。

加須利根川河川敷緑地公園の「菜の花・コスモス公園」も今は花が乏しい状態

この美しい地域は、「菜の花・コスモス公園」とも称されるほどでしたが、利根川の水位上昇の影響で、かつての華やかな花畑の手入れが十分になされなくなってしまいました。かつて約40mの幅に500mもの長さを誇ったこの花畑は、今では緑は豊かでもコスモスや菜の花の姿は見られません。

2023年7月の時点で、スーパー堤防の完成はまだ先とされ、現在も「利根川河川敷緑地公園」周辺は工事が続いており、堤防へのアクセスは制限されています。

将来、この地域がどのように変わるかは未定ですが、サイクリングセンターと児童館が「加須未来館」付近に移転したことから、元の場所が再び公園として利用される可能性は低いと考えられます。しかし、現在でも「加須未来館」から広がる河川敷は広大なスペースを持ち、整備されたアスファルトの道路沿いでは多くの市民がリラックスした時間を過ごしている様子が見受けられます。