平成18年に、それまでの埼玉県立博物館と埼玉県立民俗文化センターが統合されて新しくオープンした歴史・民俗・美術を総合的にあつかう人文系総合博物館です。歴史・民俗・美術の三つの展示室で構成された常設展示室、年に数回開催される特別展と企画展、様々な体験学習メニューを用意した体験施設「ゆめ・体験ひろば」があり、講座や体験学習も盛んに行っています。
埼玉県さいたま市緑区にある「浦和くらしの博物館民家園」は、子どもがいるファミリーから車椅子の高齢者までおすすめの遊び場観光スポットです。無料の公共施設で、穴場スポットとして知る人ぞ知る癒しの空間として口コミになっています。発展が目まぐるしい埼玉県さいたま市。さいたま新都心は商業施設やアリーナなどでにぎわいますが、緑区には見沼田んぼが広がり、自然と古き良き文化が残ります。
埼玉県さいたま市でホタルが見れる場所
かつては蛍がたくさん住んでいた緑区・見沼地区。ボランティアの方々のお力添えもあり、7月頃には蛍の夕べなども企画され、ホタルが見れます。
芝生のある園内に、古民家をはじめのどかな風景が広がります。
埼玉・浦和で古民家体感!明治時代にタイムスリップ!
浦和くらしの博物館民家園には、さいたま市で最古の民家と言われる「旧蓮見家住宅」を始め、移築、復元した浦和市内の伝統的な古民家がたくさん建ち並んでいます。
ほとんどの建物は江戸時代のものなのですが、中には大正時代に作られた農業倉庫もあります。この農業倉庫は国指定文化財に登録されているほど歴史がある物で、現在は博物館の事務室を兼ねています。
本物の民家で江戸時代の生活を
建造物以外にも江戸時代の生活用品、農機具が展示されているので、当時の人々の暮らしぶりを体感することができます。
現在の住宅とは全く違う雰囲気の古民家を見学できるので、まるでタイムスリップをしたかのような感覚になれます。
埼玉県行田市の「古代蓮の里」の古代蓮が浦和でみられる!
こちらの博物館には、2000年前からある古代蓮の花を本館の裏の池で見学することが可能です。
「古代蓮の里(埼玉県行田市)」から譲り受けた種を植えて大切に育てられたもので、毎年、夏にピンク色の大きな花を堪能することができます。
古代蓮は成長するのに綺麗な水が必要なのですが、浦和くらしの博物館民家園では井戸から常に澄んだ水を汲んで流しているのです。
古代蓮のシーズンは7月頃、花が咲くのは午前中
毎年6月下旬から7月にかけて、午前中だけピンク色の花がきれいに咲き誇ります。
障害者用トイレ、広々駐車場。車椅子の高齢者、介護施設の外出にもおすすめ。
浦和くらしの博物館民家園のトイレはバリアフリーです。
懐かしい道具や古民家の木の香りに穏やかな気持ちになれます。芝生や古代蓮も昔の思い出を語るきっかけになるかも…
駐車場は広々としていて、大型の車も駐車可能です。休日もそれほど混雑することはないですが、特に平日はすいています。
浦和くらしの博物館民家園の詳細はさいたま市ホームページで
公式ページ 浦和くらしの博物館民家園/さいたま市
埼玉県立歴史と民俗の博物館の情報
こちらは埼玉県立歴史と民俗の博物館の基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
名称 | 埼玉県立歴史と民俗の博物館 |
読み方 | さいたまけりつれ きしと みんぞくの はくぶつかん |
所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4-219 |
電話番号 | 048-645-8171 |
営業時間 | 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
<7月・8月>9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 月曜日(祝日・県民の日を除く) |
アクセス | 電車・最寄駅 東武野田線「大宮公園駅」下車 徒歩5分 車でのアクセス 産業道路を東京方面から大宮方面に直進、大宮公園入口を過ぎ看板掲示に従って左折、約500m。 048-645-8171 |
駐車場 | あり | 公式 | 埼玉県立歴史と民俗の博物館のオフィシャル(公式)サイト |
バリアフリー | |
備考 | 常設展:一般300円(200円)、高校生・学生150円(100円)中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料。 ※1( )は20人以上の団体 ※2特別展・企画展はそのつど料金を定めます |