
吾妻峡(あづまきょう)は、飯能市の大河原から永田にかけて、入間川(名栗川)がつくった峡谷です。奇岩が並ぶ川原を歩けて、飛び石を並べた「ドレミファ橋」で対岸へ渡れます。飯能駅から歩いていける距離にありながら、川に降りると町の気配が消えるのがこの場所の魅力です。
なお、インターネットで「吾妻峡」を検索すると群馬県東吾妻町の「吾妻渓谷」の情報が多く出てきます。別の場所なので、見頃や駐車場の情報を取り違えないよう注意してください。
ドレミファ橋を渡る
ドレミファ橋は、川に並べた飛び石を伝って渡る橋です。水量が少ないときは靴のまま渡れますが、飯能市観光協会は「増水時には渡れないこともあるので、前日に大雨が降った時などは要注意」と案内しています。台風や大雨のあとは飛び石が水没していることがあるため、当日の天気だけでなく前日の雨も確認してから出かけてください。
飛び石は濡れると滑ります。川原へ降りる階段もあるので、サンダルではなく歩きやすい靴を用意してください。
紅葉について
吾妻峡の紅葉の見頃は、飯能市や観光協会から公式には発表されていません。奥武蔵の平地寄りのエリアは例年11月下旬から12月上旬にかけて色づくため、これが目安になります。飯能市観光協会が紅葉スポットとして案内しているのは能仁寺、美杉台公園、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園、東郷公園、名栗湖、鳥居観音の6か所で、吾妻峡はそこには含まれていません。紅葉そのものより、渓谷歩きと飛び石渡りを目的に訪れる場所と考えるとよいでしょう。
アクセスと駐車場
もっとも簡単なのはバスです。西武池袋線「飯能駅」またはJR八高線「東飯能駅」からバスに乗り、「永田大杉」バス停で下車すると、ドレミファ橋まで徒歩3分です。
歩く場合は、飯能駅から飯能河原まで徒歩20分、東飯能駅からは25分。飯能河原から川沿いに遡っていくと吾妻峡に着きます。
車の場合、周辺に民間の有料駐車場が点在しますが、台数が限られており、料金や営業時間も場所によって異なります。路上駐車はできません。週末は電車とバスを使うほうが確実です。
ハイキングコースとしての吾妻峡
飯能市観光協会のハイキングコース「山峡に歴史を訪ねるコース」は、飯能駅から飯能河原、吾妻峡、ドレミファ橋、永田大杉、御嶽八幡神社、多峯主山、天覧山を経て能仁寺へ戻る全長約10.2kmのコースです。難易度は「一般向け」で、新日本歩く道紀行「森の道100選」にも認定されています。吾妻峡だけを歩くと物足りないという方は、このコースの一部として組み込むと歩きごたえが出ます。
周辺の見どころ
飯能河原、割岩橋、岩根橋、軍太利神社八耳堂、御嶽八幡神社が徒歩圏です。少し足をのばせば多峯主山(271m)と天覧山(197m)、麓の能仁寺、入館無料の飯能市立博物館があります。天覧山と能仁寺は飯能市観光協会が挙げる紅葉スポットなので、秋に歩くならこちらへつなぐのがおすすめです。
所在地:埼玉県飯能市大河原、永田。散策無料。お問い合わせ:奥むさし飯能観光協会 042-980-5051。
吾妻峡の情報
こちらは吾妻峡の基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
| 名称 | 吾妻峡 |
| 読み方 | あづまきょう |
| 所在地 | 埼玉県飯能市大河原、永田 |
| 電話番号 | 042-974-7900(飯能市観光案内所) |
| 営業時間 | 常時開放 |
| 定休日 | なし |
| アクセス | 電車・最寄駅 西武池袋線「飯能駅」またはJR八高線「東飯能駅」下車 名栗方面行きバスにて「天覧山下」または「吾妻峡入口」より徒歩すぐ 車でのアクセス 首都圏中央連絡自動車道「狭山日高」ICより飯能市街地経由約20分 042-974-7900(飯能市観光案内所) |
| 駐車場 | 近隣に民間駐車場(有料)あり。 | 公式 | 吾妻峡のオフィシャル(公式)サイト |
| バリアフリー | |
| 備考 | 【注意】検索上位の「吾妻峡」紅葉情報は群馬県東吾妻町の吾妻渓谷のものです。見頃・駐車場台数の数字を転用しないでください。駐車場は情報が錯綜しているため本文で数字を書いていません。 |


