
両神山(りょうかみさん)は小鹿野町にある標高1,723mの山で、日本百名山のひとつに数えられます。ぎざぎざとした稜線が遠くからでもよく目立ち、秩父盆地のどこからでもそれと分かる山容をしています。自然林が多く残されているため、秋は山肌全体が色づきます。
紅葉の見頃
両神山の紅葉は例年10月から11月にかけてです。標高1,700m級の山なので、山頂付近と登山口付近では色づきの時期が2〜3週間ずれます。山頂が見頃のころ、麓の日向大谷はまだ緑が残っていることが多く、登りながら季節をさかのぼるような歩き方ができます。
登れるコースと所要時間
両神山は初心者向けの山ではありません。小鹿野町観光協会は難易度を「上級」としており、清滝小屋から山頂にかけては鎖場が連続します。実際に滑落事故も起きているため、登山経験と装備を整えたうえで臨んでください。
一般的なのは日向大谷口(表参道)からのコースで、往復のコースタイムは6時間から8時間程度です。登山口の標高は640mで、山頂までの標高差は1,000mを超えます。
もうひとつ、白井差新道からのコースがあります。こちらは完全予約制で、下山後に登山道整備・環境整備費1,000円を納める仕組みです。もっともよく整備されたコースとされています。予約は0494-79-0494へ。
通行止めとクマへの注意
両神山は登山道の規制が多い山です。八丁尾根(上落合橋登山口〜山頂)、坂本〜八丁峠、七滝沢コースは通行止めが続いており、八丁トンネル登山口へ通じる林道金山志賀坂線も路体崩落で車両が通れません。天理岳の天武将尾根も私有地のため立入禁止です。
またクマの目撃情報が繰り返し出ています。熊鈴やクマよけスプレーを携行し、単独行動は避けてください。出発前には必ず埼玉県警の山岳情報と小鹿野町観光協会の登山情報で、その日に通れるコースを確認してください。
清滝小屋にはトイレがありますが、一部が使用禁止になっている期間があります。
登らずに両神の紅葉を見るなら
山頂に立たなくても両神の秋は楽しめます。同じ小鹿野町の丸神の滝は遊歩道を20分歩けば観瀑台に着きますし、四阿屋山は両神荘の駐車場から45分ほどで頂上です。登山口の日向大谷に隣接する両神山荘まで車で上がり、参道の紅葉だけを見て帰るという選び方もできます。
所在地:埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄・小森。入山無料。お問い合わせ:小鹿野町観光協会 0494-75-5060。
両神山の情報
こちらは両神山の基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
| 名称 | 両神山 |
| 読み方 | りょうかみさん |
| 所在地 | 埼玉県小鹿野町両神薄・小森 |
| 電話番号 | 0494-79-1100(小鹿野町役場/産業観光課) |
| 営業時間 | なし |
| 定休日 | なし |
| アクセス | 電車・最寄駅 西武秩父線「西武秩父駅」下車 西武観光バス「栗尾」又は「小鹿野車庫」行き乗車、小鹿野町役場で町営バス「日向大谷口」行き乗換え、「日向大谷口」下車 車でのアクセス 関越自動車道「花園」ICより「両神神社」まで約100分 0494-79-1100(小鹿野町役場/産業観光課) |
| 駐車場 | 公式 | 両神山のオフィシャル(公式)サイト |
| バリアフリー | |
| 備考 | コース規制はクマ・崩落により変動します。公開前に埼玉県警の山岳情報と小鹿野町観光協会の最新情報を必ず確認してください。駐車場の台数・料金は情報が分かれるため本文では触れていません。 |


