岩殿観音 正法寺(いわどのかんのん しょうぼうじ)は、東松山市岩殿にある坂東三十三観音の第10番札所です。物見山の山腹に位置し、門前町の面影が残る参道の先に境内があります。
大銀杏は12月初旬が見頃
この寺の代名詞が、境内にそびえる大銀杏です。
- 推定樹齢:700年超
- 周囲:11m。埼玉県内でも最大級
- 昭和49年7月10日、東松山市の指定文化財(天然記念物)
江戸時代には「養老木」と呼ばれ、安産と子育ての守護として信仰を集めてきました。
黄葉の見頃について、正法寺は「11月下旬から12月」、埼玉県の観光サイトは「毎年12月初旬になると黄葉が見事」としています。埼玉県内でも最も遅い部類の紅葉です。県内のモミジが散り始めるころに、この大銀杏がようやく最盛期を迎えます。ほかの紅葉スポットと同じ日に回ろうとすると時期が合わないので、単独で日程を組んでください。
夜のライトアップ
黄葉の時期には大銀杏のライトアップが行われます。2025年は「イチョウの葉が落ちるまで毎日16時半から21時半まで点灯」と案内され、12月14日まで実施されました。
2026年の実施と期間についてはまだ告知がありません。訪ねる前に寺の発信を確認してください。日中の黄金色と、夜の照明に浮かぶ姿はまったく違う見え方をします。
拝観と時間
- 拝観料:無料
- 納経(御朱印)受付:夏期 8:30〜17:00/冬期 8:30〜16:00
季節の区分については資料により表記が異なりますが、黄葉のピークにあたる12月はいずれの表記でも16:00終了です。御朱印をいただく予定があれば、午後の早い時間に着くようにしてください。
境内の見どころ
観音堂の本尊は千手観音菩薩で、秘仏は室町時代作の青銅製。12年に一度、午歳にのみ開帳されます。本堂の本尊は阿弥陀如来で、百畳間があります。
建築では鐘楼が見どころです。元禄15年(1702年)の建立で、東松山市内で最も古い木造建築。吊られている銅鐘は元亨2年(1322年)のものです。ほかに薬師堂、百地蔵堂、仁王門、石崖に並ぶ百観音と四国八十八ヶ所の写本尊があります。
参道は門前町
表参道は「門前通り」と呼ばれます。寺の案内によれば、かつては六十六の僧坊が並び、その後は門前町として栄えました。軒に掲げられた屋号は明治期のものです。石段を登ると鐘楼、観音堂、そして大銀杏が現れます。この参道を歩いて上がること自体が、この寺を訪ねる価値の半分を占めています。
アクセス(2つのルート)
裏参道ルート(歩く距離が短い)
東武東上線「高坂駅」西口のファミリーマート前から川越観光バス「鳩山ニュータウン行き」で「大東文化大学」下車(約10分)、徒歩2分。駅から合計約12分です。
表参道ルート(門前町を歩く)
同じバスで「物見山登山口」下車、徒歩18分。駅から合計約25分。門前通りの雰囲気を味わうならこちらです。
車の場合は関越自動車道「鶴ヶ島IC」または「東松山IC」から「こども動物自然公園」を目指します。駐車場は表参道側(仁王門脇)と裏参道側(看板脇)にあり、いずれも無料です。
表参道は大型バスが通行できません。大型車で訪れる場合は裏参道側を利用してください。
トイレとバリアフリー
寺の境内にトイレはありません。隣接する物見山公園のトイレを利用してください。多目的トイレも物見山公園側にあります。階段には手すりがあり、物見山公園側からは車いす対応のスロープでアクセスできます。車いすの貸出と車いす用駐車場はありません。
同じ日に回れる場所
- 物見山公園:徒歩1分。標高135m、比企丘陵の最高峰で県指定名勝。東に隣接する「もみじ谷」は紅葉の名所です。もみじ谷は11月下旬、大銀杏は12月初旬と見頃がずれるので、12月最初の週なら両方を狙えます
- 埼玉県こども動物自然公園:徒歩10分
- 鳴かずの池、六面幢:徒歩10分
なお、隣接する埼玉ピースミュージアム(埼玉県平和資料館)は2026年8月31日から長期休館中で、展望塔には登れません。再開時期は未定です。
所在地:埼玉県東松山市岩殿1229。拝観無料。
岩殿観音 正法寺の情報
こちらは岩殿観音 正法寺の基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
| 名称 | 岩殿観音 正法寺 |
| 読み方 | いわどのかんのん しょうぼうじ |
| 所在地 | 埼玉県東松山市岩殿1229 |
| 電話番号 | 0493-34-4156 |
| 営業時間 | |
| 定休日 | 無し |
| アクセス | 電車・最寄駅 東武東上線「高坂駅」下車 鳩山ニュータウン行きバスにて「大東文化大学」より徒歩約5分 車でのアクセス 関越自動車道「東松山」ICより高坂方面へ約15分 0493-34-4156 |
| 駐車場 | 公式 | 岩殿観音 正法寺のオフィシャル(公式)サイト |
| バリアフリー | |
| 備考 | 【重要】大銀杏のライトアップは実施されています(2025年実績は16:30〜21:30、葉が落ちるまで=12月14日まで)。ただし2026年の実施可否・期間は未告知のため断定していません。見頃は寺公式「11月下旬から12月」/県公式「12月初旬」で県内でも最も遅い部類です。表参道は大型バス通行不可。 |


