慈光山歴史公苑(じこうさんれきしこうえん)は、ときがわ町大字西平にある慈光寺を中心とした一帯の呼び名です。ひとつの公園施設というより、都幾山の斜面に散らばる史跡と古刹をまとめて指す言葉と考えてください。坂東三十三観音第9番札所の慈光寺と、東国最古の禅寺とされる霊山院(りょうぜんいん)が、歩いてつながる距離にあります。
歩く距離の目安
ときがわ町のトレッキングコース案内による距離は次のとおりです。
- トレッキングコース駐車場から慈光寺まで:約2,000m、徒歩約40分
- 慈光寺から霊山院まで:約700m、徒歩約10分
- 「慈光寺入口」から霊山院まで通しで:2.7km、約50分(下りは約40分)
参道沿いには女人堂、冠岩、稚児岩といった史跡が点在しています。ただ移動するだけでなく、案内板を読みながら歩ける道です。
秋の歩き方
この一帯は、9月中旬から下旬にかけて彼岸花と秋海棠(シュウカイドウ)が咲きます。そのあと11月中旬から12月上旬にかけて山道が色づいていきます。人が少なく、山あいの静かな時間が流れる場所なので、混雑する紅葉スポットを避けたい方に向いています。
霊山院は建久8年(1197年)の創建と伝わります。慈光寺の格式ある伽藍とは対照的に、こちらは山の中の禅寺らしい落ち着いた佇まいです。2つを続けて歩くと、同じ山にある寺でも性格が違うことがよく分かります。
トイレの場所
山中を歩くので、トイレの位置は先に把握しておいてください。ときがわ町の案内では、慈光寺入口バス停、慈光寺、霊山院、七重休憩所にトイレがあります。
歩く前に確認したいこと
このエリアを歩く際、2点の注意があります。
ひとつはクマです。ときがわ町内でクマと思われる目撃情報があり、町が熊鈴やベアスプレーの携行を呼びかけています。単独行動は避け、音の出るものを持って歩いてください。
もうひとつは道の状態です。トレッキングコースの「霊山院から七重峠休憩所」の林道部(冠岩下休憩所から七重休憩所の区間)で、地面の一部に陥没が発生しています。通行はできますが足元に注意してください。
行き方
公共交通の場合、せせらぎバスセンターから慈光寺方面への路線バスは運休しています。ときがわ町のデマンド交通(乗合タクシー)を利用してください。大人片道500円、事前の利用者登録と予約(希望時刻の30分前まで)が必要です。予約は越生タクシー 049-292-8181、登録はときがわ町役場政策財政課 0493-65-0404へ。
車の場合は関越自動車道東松山ICから約20km・約30分です。
周辺で回れる場所
山を下れば三波渓谷と里山VILLAGE四季彩館(旧・都幾川四季彩館)があり、歩いたあとに入浴できます。堂平天文台、雀川砂防ダム公園、小倉城跡、いこいの里大附、くぬぎむら体験交流館も同じ町内です。
所在地:埼玉県比企郡ときがわ町大字西平386周辺。散策無料。お問い合わせ:ときがわ町 0493-65-0404。
慈光山歴史公苑の情報
こちらは慈光山歴史公苑の基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
| 名称 | 慈光山歴史公苑 |
| 読み方 | じこうや まれきし こうえん |
| 所在地 | 埼玉県ときがわ町大字西平386周辺 |
| 電話番号 | 0493-65-1521(ときがわ町役場/産業観光課) |
| 営業時間 | 日中 |
| 定休日 | 無し |
| アクセス | 電車・最寄駅 JR八高線「明覚駅」下車 町路線バス「慈光寺」バス停から徒歩約2分 車でのアクセス 関越自動車道「東松山」ICより小川町方面に進み県道172号線、 または嵐山小川ICより東松山方面に進み県道173号線から約35分 0493-65-1521(ときがわ町役場/産業観光課) |
| 駐車場 | 公式 | 慈光山歴史公苑のオフィシャル(公式)サイト |
| バリアフリー | |
| 備考 | 紅葉の公式情報がないため断定を避け、歩くコースとして構成しています。トレッキングコース林道部に地面陥没あり、クマの目撃情報ありのため本文に明記しました。 |


