顔振峠(かあぶりとうげ)は飯能市長沢にある標高500m前後の峠です。源義経が奥州へ落ちのびる途中、あまりの眺めの良さに何度も振り返ったという伝説が地名の由来とされています。奥武蔵グリーンラインの途中にあり、車でも歩いても上がれます。
峠からの眺め
飯能市観光協会によると、顔振峠からは奥武蔵と奥多摩の山々、丹沢、そして武甲山が見渡せます。空気の澄んだ日には富士山も見えます。秋は手前の斜面が色づき、その向こうに山並みが重なる立体的な景色になります。
奥武蔵の紅葉は例年11月中旬から下旬が目安です。峠の標高がある分、麓の飯能市街より早く進みます。
吾野駅から歩いて75分
西武秩父線「吾野駅」から顔振峠までは徒歩約75分、距離3.6km、標高差およそ300mです。飯能市観光協会のハイキングコース「義経伝説と滝のあるみち」の一部で、難易度は「一般」とされています。
全コースを歩く場合は、吾野駅から顔振峠、傘杉峠を経て越生町の黒山三滝へ下り、黒山バス停まで。全長約8km、所要約170分です。峠の紅葉と黒山三滝の紅葉を一日でつなげられるので、歩ける方にはこのルートが一番充実します。
途中の諏訪神社にトイレがあります。峠にトイレがあるかどうかは公式の案内がないため、麓で済ませてから登るほうが安心です。
峠の茶屋は3軒、営業日は要確認
顔振峠には茶屋が3軒あります。
- 冨士見茶屋(飯能市長沢1552):月・金・土・日の11:00〜14:00、火・水・木が定休。駐車場あり
- 顔振茶屋(飯能市長沢1667):揚げ餅、山菜天ぷら、冬はいのしし鍋。営業は不定期の可能性があります
- 平九郎茶屋:うどん、そば、天ぷら、猪鍋。渋沢平九郎ゆかりの茶屋です
いずれも小規模な茶屋で、天候によって休むこともあります。食事を当てにして登る場合は、事前に電話で確認してください。
車で上がる場合
埼玉県道61号沿いで、交通量は少なめです。峠には駐車スペースがありますが台数は限られ、紅葉の週末は埋まりやすくなります。冨士見茶屋にも駐車場があります。奥武蔵グリーンラインは道幅の狭い区間があるので、対向車に注意して走ってください。
周辺で回れる場所
傘杉峠、越上山、ユガテといった奥武蔵の山歩きの起点になります。峠から下れば越生町の黒山三滝、国道299号沿いには高山不動や東郷公園(秩父御嶽神社)があります。休暇村奥武蔵も近く、日帰り入浴と組み合わせることもできます。
所在地:埼玉県飯能市長沢。通行無料。お問い合わせ:奥むさし飯能観光協会 042-980-5051。
顔振峠の情報
こちらは顔振峠の基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
| 名称 | 顔振峠 |
| 読み方 | かあぶり とおげ |
| 所在地 | 埼玉県飯能市長沢 |
| 電話番号 | 042-974-7900(飯能市観光案内所) |
| 営業時間 | 常時開放 |
| 定休日 | なし |
| アクセス | 電車・最寄駅 西武池袋線「吾野駅」下車 徒歩約80分 車でのアクセス 首都圏中央連絡自動車道「狭山日高」ICより約50分 042-974-7900(飯能市観光案内所) |
| 駐車場 | 公式 | 顔振峠のオフィシャル(公式)サイト |
| バリアフリー | |
| 備考 | 峠の駐車場・トイレは公式情報がないため断定を避けています。茶屋3軒は営業日が不定の可能性が高く、本文でも事前確認を促しています。 |


