荒川の源流点は秩父市にあり、その誕生する場所が「荒川源流点」です。
荒川の源流は甲武信岳山頂から30分ほど下った標高2200m地点にあります。荒川の最初の一滴は山頂近くの苔むした岩の隙間からしみ出た清らかな水です。この一滴一滴がやがて流域面積1,150平方kmの荒川へと広がります。甲武信岳に降った雨は荒川の他、千曲川(信濃川)、笛吹川(富士川)をつくり出しています。
荒川は全長173km。埼玉県秩父山地の甲武信ヶ岳(標高2,475m)の山麓にある奥秩父。
ここには荒川源流点と荒川起点の2地点が存在します。
荒川起点
荒川起点までは、秩父鉄道の終着駅である三峰口駅から、バスで川又バス停まで約35分で行くことができます。
川又バス停から起点まで荒川沿いに歩く、片道約2時間のハイキングコースにもなっています。
荒川源流点
荒川最初の一滴である源流点は、甲武信ヶ岳山頂から埼玉県側にすこし下ったところにあり、その横には荒川源流点の碑が建てられています。
甲武信ヶ岳は、甲斐(山梨)・武蔵(埼玉)・信濃(長野)の三国にまたがり、三つの大河(千曲川・荒川・富士川)の源流が湧き出す山です。
埼玉側の荒川起点の碑から甲武信ヶ岳へ向かう所要時間は9時間以上(環境省・埼玉県看板より)となっており、荒川源流点へ向かうには長野県、山梨県側からのルートが一般的です。
荒川源流点を目指すには本格的な登山となります。
荒川源流点の情報
こちらは荒川源流点の基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
名称 | 荒川源流点 |
読み方 | あらかわげんりゅうてん |
所在地 | 埼玉県秩父市入川 |
電話番号 | 0494-55-0707(秩父観光協会大滝支部) |
営業時間 | 常時開放 |
定休日 | なし |
アクセス | 電車・最寄駅 秩父鉄道「三峰口駅」下車 西武バス「秩父湖」行きで終点「秩父湖」より、秩父鉄道バス「川又」行きに乗り換え、「栃本関所跡」下車、栃本広場から、白泰山〜十文字峠を経て甲武信岳まで、徒歩約10時間 車でのアクセス <甲武信ヶ岳入口まで> |
駐車場 | 公式 | 荒川源流点のオフィシャル(公式)サイト |
バリアフリー | |
備考 | 無料 |