景色を楽しむ 見沼田んぼ(さいたま市) 見沼たんぼは、江戸時代中期に作られた、さいたま市のほぼ中央部に位置する広大な緑地空間です。田んぼが開かれてから、今日まで稲作が行われており、特に戦後は食糧増産を支える貴重な農業生産の場となりました。たんぼや畑、雑木林、河川や見沼代用水によってつくられる田園風景と、生きものを育む豊かな自然が現在も残されています。...
史跡・城跡碑・像神社・寺院 建福寺(田舎教師墓碑)(羽生市) 田山花袋の名作『田舎教師』の主人公のモデルになった小林秀三のお墓があります。秀三は旧本堂に約1年間下宿していました。また、本堂の中には秀三の肖像写真などがあります。作品中では、成願寺という名前で登場しています。...
景色を楽しむ 三富新田(三芳町) 1694年、ときの川越藩主柳沢吉保の命により新田開発に着手し、2年後の1696年に上富・中富・下富合わせて241戸の村となり、短冊状の区画割りで有名な三富新田が誕生しました。今日でも美しい景観が残っており、埼玉県指定文化財に指定されています。...
ホール・会館博物館・科学館建造物 さいたま新都心(さいたま市) 2000年5月に街開きした埼玉県内でも屈指のビジネスエリアです。飲食店、商業施設やショッピングモール、イベントホールやイベントスペースが集積し、子供から大人まで楽しめるスポットで休日は多くの人で賑わっています。また、「さいたま新都心」駅前のけやき広場では、定期的に様々なイベントが開催されています。...
ホール・会館建造物 宮代町コミュニティセンター進修館(宮代町) 町民が集い、創造する場として親しまれ、様々なコミュニティ活動の拠点施設です。そのユニークな外観から、町のランドマークとして広く親しまれています。大ホール・小ホール・集会室・研修室・和室・茶室・食堂・ボランティア室・ロビー・芝生広場が整備されています。...
建造物 塙保己一旧宅(本庄市) 塙保己一は1746年5月5日、児玉郡保木野村(現本庄市児玉町保木野)に生まれ、7歳にして失明し、その後、15歳で江戸に出て修業を積み総検校という最高位に登りつめました。保木野には保己一の生まれた入母屋造りの茅葺き二階建ての生家があり、国の史跡に指定されています。近くには墓地もあります。...
おみやげ食品 武甲酒造株式会社(秩父市) 江戸中期創業の老舗酒造です。店舗で販売されている「武甲正宗」は数多くの賞にも輝いています。また、「武甲酒造」の店舗は国の登録有形文化財に指定されています。平成の水百選に選定されている「武甲山伏流水」を使用しており、この水は営業時間内に容器持参で持ち帰ることが出来ます。 ※埼玉県産業観光ガイドブック「ものづくり案内帖」掲...
史跡・城跡 黒岩横穴墓群(吉見町) 古墳時代末期に作られた横穴墓で、百穴谷、首切り谷、地獄谷、茶臼谷、神代谷の五ヵ所に分布しています。現在もなお、横穴墓の大半は未発掘であり、その総数は五百基以上にのぼると推定されています。これまでの発掘調査で、五基の登り窯が発見されており、埼玉県内でも有数の埴輪生産の窯跡群であったことがわかっています。...
碑・像 銀杏地蔵(幸手市) 市の東北部に位置する西関宿は江戸との水運で栄えました。臨川庵(りんせんあん)の境内には珍しいお地蔵様があります。このお地蔵さまは、樹齢500年といわれる大銀杏の胎内に刻まれ、今もなお、樹と共に成長し続けていて、今も参拝者が絶えません。銀杏地蔵は子育て地蔵として、子宝に恵まれない人などの信仰を集めています。...
史跡・城跡 小手指ヶ原古戦場(所沢市) かつて新田義貞の鎌倉攻めが展開されたという古戦場の跡で、今から650年以上前、たびたび合戦が繰り広げられました。中でも新田義貞による鎌倉攻めの戦いは、印象的であったことを地名や伝承地などからうかがうことができます。...
陶舗やまわ(川越市) 明治26に完成した建物です。長喜院の参道と一番街が交わる角地に見事な入母屋作りを形成しています。黒塗りの壁の美しい蔵の店内では、地元陶芸作家の作品をはじめ、和食器を主に取り扱っています。川越が舞台になった朝の連続テレビ小説「つばさ」のヒロインの実家という設定です。...
博物館・科学館史跡・城跡景色を楽しむ 水子貝塚公園(富士見市) 水子貝塚は、縄文時代、海の幸を求めた人々の生活の痕跡として、1937年の発見以来、数回発掘調査が行われ、国史跡に指定されました。広い園内には、当時の生活を復元したムラや、クヌギやオニグルミの森があり、様々な体験学習の他、憩いの場としても利用されています。...
史跡・城跡 川越城本丸御殿(川越市) 川越城は扇谷上杉持朝が古河公方足利成氏に対抗するため、長禄元年(1457)に家臣の太田道真・道灌父子に命じて築城したものです。江戸時代には江戸の北の守りとして重要視され、代々幕府の重臣が城主となっていました。現存する建物は嘉永元年(1848)に建てられたものです。2年半に渡って行われていた改修工事が終了し、一般公開され...
史跡・城跡奇岩・奇勝・洞窟景色を楽しむ 橋立鍾乳洞(秩父市) 秩父札所28番「橋立堂」の背後に巨大な石灰岩の岩壁に口が開いている洞内約200mに及ぶ橋立鍾乳洞があります。2つの支道に分かれ、至る所に鍾乳石、石柱、石筍などが見られます。また、縄文時代の住居跡である「岩かげ遺跡」があり県指定天然記念物に指定されています。...
史跡・城跡碑・像 栗橋関跡(久喜市) 江戸時代、利根川には橋がなく奥州街道を往来する旅人は、利根川を渡し舟で渡らなければならなりませんでした。利根川を渡る者を取り締まったのが、この栗橋の関所です。「入り鉄砲と出女」と言われ、特に女性の取り調べは厳重で、重要な関所の一つでした。今現在では、石碑が建てられています。...
史跡・城跡 小倉城跡(ときがわ町) 約400〜500年前の戦国時代の山城で、城主は遠山氏とも上田氏とも伝えられています。石垣と巧みな縄張りが良好に保存されていることが特徴で、特に大規模に普請された石垣は、関東地方では珍しいものです。石材は、地元の下里石(緑泥石片岩など)で、板碑を制作していた石工との関わりも予想されます。...
史跡・城跡郷土芸能 鉢形城跡(寄居町) 市街地と荒川を隔てた断崖上に位置し、今は石碑があるのみです。文明5年(1473)長尾景春が築城、後に小田原北条氏の領有となりました。天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原攻めの際に落城しました。この石碑は田山花袋が鉢形城址で読んだ詩を武者小路実篤が書いたものです。...
ハイキング名木有料道路花 日光街道(脇往還)(鶴ヶ島市) 日光街道は徳川家康をまつる日光東照宮と周囲の町の火番役のため八王子千人同心が往復した街道でした。杉並木と桜が街道を彩り、日光と八王子、川越と越生を結ぶ2つの街道が交わる脚折の交差点には、1821年に建てられた道しるべが残されています。...
建造物 蔵造りの町並み(川越市) 川越には「蔵造りの町並み」が今も残っています。蔵造りは類焼を防ぐための巧妙な耐火建築で、江戸の町家形式として発達したものです。今の東京では見ることのできない江戸の面影をとどめています。平成11年12月には国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、平成19年1月には「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されました。...
碑・像 街道の道しるべ(幸手市) 徳川家の将軍が、初代将軍家康が祀られている日光山へ詣でるための道が御成道といいます。この日光社参は、2代将軍秀忠に始まって、12代将家慶まで19回にわたって行われました。幸手宿の南で日光道中と御成道が合流しましたので、幸手は古くから宿場町として栄えていました。当時の旅の案内『道しるべ』は今でも残されています。...