建造物花 高麗家住宅(日高市) 高麗神社の裏手に代々宮司を勤めてきた高麗家の住宅が復元され、古い民家として、国の重要文化財に指定されている。高麗家住宅(国指定重量文化財)は慶長初年(1596)に建設されました。南側のしだれ桜は樹齢約400年ほど。例年3月中旬の紅梅、3月下旬のしだれざくらとの競演が見事です。...
碑・像 銀杏地蔵(幸手市) 市の東北部に位置する西関宿は江戸との水運で栄えました。臨川庵(りんせんあん)の境内には珍しいお地蔵様があります。このお地蔵さまは、樹齢500年といわれる大銀杏の胎内に刻まれ、今もなお、樹と共に成長し続けていて、今も参拝者が絶えません。銀杏地蔵は子育て地蔵として、子宝に恵まれない人などの信仰を集めています。...
史跡・城跡景色を楽しむ 見沼通船堀(さいたま市) 1731年に開通した閘門式運河で、この開通によって江戸との産業交流はおおいに発展しました。 また、見沼通船堀沿いは公園化されており、散策道や趣のある竹林などが整備されています。閘門開閉実演は毎年8月下旬に行われています。また、幕府から通船の差配役を任されていた鈴木家の住宅が残っています。...
碑・像 マリア地蔵(幸手市) 現在の権現堂集落農業センターの敷地内で発見されたマリア地蔵は、1820年に立てられたものです。「イメス智言」の文字や、錫杖(しゃくじょう)上部に刻まれた十字架、抱えている赤子などから隠れ切支丹(キリシタン)の信仰対象であったと考えられ、切支丹研究家の間で注目されています。...
史跡・城跡奇岩・奇勝・洞窟景色を楽しむ 橋立鍾乳洞(秩父市) 秩父札所28番「橋立堂」の背後に巨大な石灰岩の岩壁に口が開いている洞内約200mに及ぶ橋立鍾乳洞があります。2つの支道に分かれ、至る所に鍾乳石、石柱、石筍などが見られます。また、縄文時代の住居跡である「岩かげ遺跡」があり県指定天然記念物に指定されています。...
史跡・城跡 菅谷館跡(嵐山町) 都幾川を南に臨む「菅谷館跡」は、畠山重忠が鎌倉時代の初めに館を構えた場所と伝えられ、現在は「菅谷館跡」の中に、嵐山史跡の博物館が設立されています。またこの周辺は山百合が自生していることで知られ、例年7月ごろに見ごろを迎えます。その他、梅や桜なども植樹されています。...
史跡・城跡碑・像 芥川龍之介自撰自筆の碑(蓮田市) 根金の稲荷神社には、全国で唯一の芥川龍之介による自撰自筆の碑文が刻まれた大きな石碑が残されています。この碑文は、龍之介と親交のあった蓮田市出身の関口平太郎氏の善行をたたえたものです。全国で数少ない龍之介の碑文の中で、最も古いものとされています。...
博物館・科学館史跡・城跡景色を楽しむ 水子貝塚公園(富士見市) 水子貝塚は、縄文時代、海の幸を求めた人々の生活の痕跡として、1937年の発見以来、数回発掘調査が行われ、国史跡に指定されました。広い園内には、当時の生活を復元したムラや、クヌギやオニグルミの森があり、様々な体験学習の他、憩いの場としても利用されています。...
博物館・科学館史跡・城跡景色を楽しむ 難波田城公園(富士見市) 難波田城は中世に富士見市内を本拠として活躍した難波田氏の居城跡で、埼玉県旧跡に指定されています。園内には、難波田城資料館や城跡を復元した「城跡ゾーン」、市内の古民家を移築した「古民家ゾーン」があり、富士見市の歴史や文化を学習できます。...
史跡・城跡 小手指ヶ原古戦場(所沢市) かつて新田義貞の鎌倉攻めが展開されたという古戦場の跡で、今から650年以上前、たびたび合戦が繰り広げられました。中でも新田義貞による鎌倉攻めの戦いは、印象的であったことを地名や伝承地などからうかがうことができます。...
碑・像祭り郷土芸能 静御前祭り(久喜市) 毎年10月の第3週目の土曜日に開催され、静御前、義経、白拍子などの時代絵巻を思わせる華やかなパレードが行われ、商店街による出店などがまつりを盛り上げます。また、静御前の命日である9月15日には「静御前墓前祭」が開催され、琴の演奏、法要が執り行われます。...
碑・像 順礼の碑(幸手市) 1802年、春の長雨のあと、夏には激しい風が雨を伴って利根川の水位は高まり、この付近は決壊、大洪水になりました。土手を直す工事が進まず村人が困っていたところに、通りかかった順礼の母子が、自ら進んで人柱となり、濁流に身を投じたところ、たちまち洪水は治まったという伝説が残っています。その伝説を記念して造られた石碑です。...
史跡・城跡 三富開拓地割遺跡(所沢市) 元禄7年に開拓事業が始まり、原野のなかに上富村、中富村、下富村が生まれました。三富開拓地割遺跡では、当時収穫した穀物の保存に使われていた「穀倉」など、今も当時の開拓の志に触れることができます。...
史跡・城跡 川越城本丸御殿(川越市) 川越城は扇谷上杉持朝が古河公方足利成氏に対抗するため、長禄元年(1457)に家臣の太田道真・道灌父子に命じて築城したものです。江戸時代には江戸の北の守りとして重要視され、代々幕府の重臣が城主となっていました。現存する建物は嘉永元年(1848)に建てられたものです。2年半に渡って行われていた改修工事が終了し、一般公開され...
史跡・城跡景色を楽しむ花 吉見百穴(吉見町) 吉見百穴(よしみひゃくあな)は、今から約1300年前の古墳時代終末期の横穴墓群であり、国史跡に指定されています。現在、二百十九個の穴が数えられます。また、吉見百穴には大規模な地下軍需工場が造られ、その内部の一部が見学できます。最低部にある二つの横穴で、ヒカリゴケが幻想的な緑色を放っており、国の天然記念物に指定されていま...
史跡・城跡 黒岩横穴墓群(吉見町) 古墳時代末期に作られた横穴墓で、百穴谷、首切り谷、地獄谷、茶臼谷、神代谷の五ヵ所に分布しています。現在もなお、横穴墓の大半は未発掘であり、その総数は五百基以上にのぼると推定されています。これまでの発掘調査で、五基の登り窯が発見されており、埼玉県内でも有数の埴輪生産の窯跡群であったことがわかっています。...
ロケ地史跡・城跡映画 忍城址(行田市) 忍城は行田市にある城で「おしじょう」という読み方をします。 関東七名城に謳われた忍城は1460年代の初め頃に築城され、上杉、北条氏との戦いにも落城せず、石田三成の水攻めにも耐え、戦国の世を生き抜いた名城です。忍城本丸の跡地に往時の面影を再現した忍城址(おしじょうし)が整備され、本丸として機能した御三階櫓も復元されていま...
碑・像 なまずモニュメント(吉川市) 市民に親しみのある「なまず」を題材とした金のなまずモニュメントです。親子・漆・金の組み合わせにより、「なまず」からは川、自然、生命力を、「親子」からは絆、やさしさ、平和を、「漆」からは雅、麗しさ、歴史を、「金」からは発展、栄華、未来等をそれそれ表現しています。...
碑・像神社・寺院紅葉花 鳥居観音(飯能市) 昭和15年、旧埼玉銀行初代頭取平沼弥太郎氏により建立され、県の文化財(木造持国天像・多聞天像)などが保存されています。白雲山には救世大観音や三蔵塔など諸堂塔が点在し、春はつつじと新緑、秋は紅葉が見事です。北野武監督作品『DOLLS(ドールズ)』のロケ地としても有名です。...
建造物 岩室観音堂(吉見町) 創建は810年ごろに弘法大師が岩窟を選び、高さ一尺二寸の観音像を彫刻して納めた事に由来すると伝えられています。1590年の松山城落城の際、建物のすべてが焼失しましたが、不思議と観音像だけは、岩窟内に残ったと言われています。これらの仏像を拝めば、八十八の札所を巡礼したのと同じご利益があると言われています。...